RECRUIT

個性豊かな顧客の情報を分析し、会社や媒体のことをもっと好きになってもらう。

「“我々のお客さんはどんな人なのか？”を分析するCRM業務を主に行なっています」

現在の仕事内容を教えてください。

弊社では媒体ごとにECサイトで商品を販売しています。既存のお客さんとの関係性を深めるため、顧客情報を分析し、次の施策へ繋げるCRM（顧客関係性マネジメント）という業務が、僕の主な仕事です。たとえば、お客さんが「どれくらいの年齢か」「性別は？」「どこに住んでいるのか」など、エクセルなどを駆使して特性を見極め、どういうターゲット層に照準を定めていったらいいのか、といったことを考える仕事ですね。お客さんにアンケートを取ったり、直接インタビューしたりすることもあります。ほかにも、既存のお客さんではなく、新規顧客獲得のための広告コマース関連のこともやるようになりました。

入社を決意したきっかけを教えてください。

僕の社会人としてのキャリアは、不動産営業からスタートしました。1年半ほど注文住宅の営業を続けたあとに、ビジネススクールに行って2年間必死で勉強し、卒業後全国チェーンのパーソナルジムで、3年以上マーケティング業務に携わりました。いまと仕事内容は似ていて、「お客さんが途中で離脱することなく、もっと長く付き合ってもらうには」を考える、というCRM業務をやっていました。そのとき僕がいたのが5人ぐらいの小さいチームだったんですが、当時の上司が僕より先にヘリテージに転職した上司で。縁があって誘ってもらって入社したんです。最初の不動産営業ではひたすら顧客さんのヒアリングを繰り返し、ビジネススクールでは発言しないと成績がつかなかったため積極的に発言して、パーソナルジムでも顧客さんのニーズを探って……。いま思えば「お客さんと喋って話を聞いて」をひたすらやってきましたね。

「誰も知らなかったことを発見して共有するまでの過程が一番楽しいです」

仕事のどんな瞬間にやりがいや楽しさを感じますか？

ヘリテージで現在主力になっている「ポップアートバナナズ」というプロジェクトがあります。ポップアートの販売や、アートのある空間を提案するプロジェクトなのですが、お客さんへのインタビューを繰り返した結果、「アートをインテリアのひとつとして捉えている人」が多い、という仮説に辿り着いて。それからはインスタグラムで訴求用の投稿をアップする際、アート単体の写真をアップするのではなく、「インテリアとしてアートが飾られているイメージ」で写真をアップするという方向性に変更しました。このように、顧客情報を分析した結果、誰も知らなかったことを発見して共有するまでの過程が一番楽しいですね。

入社する前と入った後で、感じたギャップはありますか？

入社直後は、正直「強面の人が多いな」という印象でした。おもにファッション媒体の編集部ですが、ミーティング時でもハットやキャップを被ったままの人がたくさんいて、びっくりしましたね。普通に社内をモヒカンのおじさんとかタトゥーが入った人が歩いているし、「なんだこの会社は、自由すぎる！」と思ってました（笑）。これまで堅めの会社ばかりだったので。でも今となってはみなさんが優しいことを知って、それが一番のギャップですかね。優しいうえに、それぞれにこだわりが強くて、かっこいいものを創り出している人がたくさんいる。素敵なメンバーだと思います。

「“〇〇が好き！”が強くある人は、ヘリテージ向きだと思います」

印象に残っている仕事のエピソードはありますか？

先ほども話した「ポップアートバナナズ」のプロジェクトのCRMの一環で、5人のお客さんにインタビューをしたことがあります。それも一人につき60分。かなり「喋って聞いて」には慣れている自負がありましたが、さすがに痺れましたね。でも、お客さんからこれだけ濃いヒアリングをできる機会はそうないので、楽しかったし刺激になりました。

最後に、入社希望の人に伝えたいことはありますか？

趣味でもなんでもいいのですが、「〇〇が好き！」というこだわりがある人はすごく向いている会社だと思います。先述したとおり、動物園級に個性立ちしている人ばかりなので。そういう人のほうが、会社の雰囲気に合ってそうですし、我々社員だけでなく日々接するお客さんもやはりこだわりが強い人が多いですからね。